せきずい損傷の方の就労
日本には障害者の雇用の促進に関する法律(障害者雇用促進法)というのがあることをご存知でしょうか?
この法律は社会全体で障害者の雇用を生み出すことを義務化する法律で、福祉先進国である北欧や欧米先進国でもこのような法律はありません。
1960年より何度も名称や内容が変わってきたこの障害者雇用促進法は平成25年4月1日よりさらに改正され障害者の法定雇用率が変わり、50人以上の企業は2.0%の障害者雇用を義務付けられます。
2012年末の厚労省発表データによると現在日本にある約9万社の民間企業のうち52%の企業が現状の法定雇用率1.8%を未達成で、さらにこのペースで行くと障害者雇用促進法改正後の2.0%を達成できない企業は55〜56%にも及ぶと試算されているそうです。
これによって企業の障害者雇用囲い込み競争が激化し、障害者の就職に追い風を吹かせています。
人材サービス大手ランスタッド株式会社によると障害者が就職するうえで最も多く求められるのはスキルはエクセル・ワードの基本操作と最低限のビジネスマナーだそうです。
これに加え、パワーポイント・アクセス・CADやイラストレーターといったより専門性の高いソフトを使いこなせる人材は引く手数多だそうです。
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