社団法人国際せきずい損傷リハビリテーション協会

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Re-SCIの理念

目標

受傷から社会復帰までのトータルプログラムの提供を目標として取り組んでいきます。
受傷から社会復帰までの道のりを核にしたトータルパッケージプログラムのイメージ
受傷直後の手術から急性期のリハビリ、障害者職業訓練、障害者の雇用受入れ、どれもすでに具体化・制度化されているものばかりです。しかし決して十分とは言えません。私たちはJ-Workoutが取り組む最も重要な長期的リハビリプログラムを加え、これらのプログラムが一連の流れとして整備されることが社会復帰への本当の近道になると考えています。当然のことながら、これを結論として様々な可能性を摘みとってしまうことなく、脊髄損傷(疾患)者の社会復帰に何が必要かを様々な角度から研究し、単一のプログラムとして有効な実績や技術を持つ組織や人材に対して協力を求め、それぞれのプログラムを取りまとめる懸け橋として尽力していきます。結果として今まで実現することが出来なかった、受傷から社会復帰まで一貫した民間によるプログラムを確立していきます。

現在の活動

■J-Workout 株式会社様と密に連携を取り、研究・人材育成・トレーニング器具開発を支援し、規模・費用の面からもより多くの方に今よりさらに質の高いトレーニングを受けていただけるようにしていきます。

■障害者職業訓練プログラムに対して優れたノウハウを持つ方々の協力を得て、J-Workoutトレーニングスタジオに隣接した就労支援スペースの設立支援に乗り出しています。

■NPO法人アダプティワールド様と提携し、長く厳しい皆様の社会復帰までの道のりを楽しく乗り越えていくイベントづくりを行っていきます。

■同じ受傷レベルであっても十人十色の症状を持つ様々な脊髄損傷(疾患)者の皆様の交流・情報交換の場を提供していきます。

将来に向けて

■脊髄損傷(疾患)者や障害者の車いす利用者が安全で安心出来る社会を目指し、車いす対応の避難経路・避難誘導・誘導標識設置についてのガイドライン作りに着手しています。

車いす対応非難経路サイン

■脊髄損傷(疾患)者の社会進出を円滑にするため、様々な交流イベントを企画し、健常者に対する脊髄損傷(疾患)者への理解と、過酷なリハビリに耐え社会に進出していく脊髄損傷(疾患)者の底知れぬパワーをアピールしていきます。